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​この笑顔、美人である。

———今回のインタビューは総合美術監督の鈴木里香さんと宣伝美術(以下宣美)チーフの河本彩奈さんです、よろしくお願いします。

 

里香彩奈「「よろしくお願いしまーす」」

 

———さっそくですが、はじめてできた部署である総合美術監督さん、今回の公演はどうですか? どんなお仕事をするの?

 

里香「すごい手探りって感じ! 美術監督って名前がついているけど、衣装さんと宣美さんに対して演出さんの代わりに指示を出すのが中心かな。今までは全部演出さんが担当していて、負担が大きかったから」

彩奈「お世話になっています…」

里香「そうだね〜こちらこそお世話になってます、ふふ(笑)」

———宣美さんはどうですか? 他と比べて初動が早い部署さんですが…

彩奈「自由度が高いです。美術監督さんはいますけど、ガチガチに拘束する感じではないから、結構好きなことをさせてもらっています。だから後輩にも、モノづくりっていう点で楽しんでもらえるんじゃないかな~、って」

里香「でも、自由度が高くて逆に難しかったよね〜チラシ! 宣美さん、凄く頑張っていました」

​「そして人生はつづく」

  スペシャルインタビュー 第四弾!

公演に参加しているキャスト・スタッフさんにあれやこれや聞き出して、

この作品をより深く理解していこうという、この企画。

 

第四弾は、

 

ゲキケンの前部長で総合美術監督の鈴木里香さん(里香)と宣伝美術の河本彩奈さん(彩奈)です!

​宣伝美術 河本彩奈 × 総合美術監督 鈴木里香

Plofile

法学部3年、宣伝美術チーフ。

 

ほぼ毎公演宣伝美術、しかもチーフを務めており、その仕事量の多さからくる〆切の修羅場を何度も潜り抜けてきた猛者。

 

論理的に物事を進めていくが、優しい気づかいのこもった一言は忘れない。

 

小動物好きで、モフモフした小さな生き物のツイートをよくRTしている。

​河本 彩奈

Plofile

文学部4年。前ゲキケン部長。

 

2016年秋公演では主役も務めた。

 

前髪が短くなりがち。話しているときの表情が豊かすぎるため、「黙っていれば美人なのにね~」と言われることもしばしば。

 

言うときはしっかり言う、楽しむときは楽しむ、とメリハリの利いたデキる女。美人である。

​鈴木 里香

総合美術監督とは?

今回初めてできた部署です。演出が舞台の演出に集中できるよう、衣装やチラシなどの様々な作業において、演出に代わって意見を出していく部署です! 作品全体のイメージが統一されているかを確認するのも大事なお仕事です。

———今仮チラ(本番用チラシを印刷所に頼んでいる間、仮で配るチラシ)刷ってきたんだけど、これは誰が作ったの?

彩奈「これは幸輝(現2年・役者)が…彼、元々美術監督志望で『俺こういうのできますよ』って持ってきてくれたのがこれです。クオリティが高すぎて、『実力は申し分ないし、このまま幸輝に作ってもらちゃおう』と思って作ってもらいました。」

———えっ、これ宣美さんが作ったんじゃなかったんだ!?

里香「そう〜! だから、この部署の人がやらなきゃ〜っていうんじゃなくて、素質のある人が手を上げていけるような柔軟な公演ですかね!」

———いい感じにまとめてくれたところで次に行きましょうか。今回2人とも美術系分野の責任者としてお呼びしたんですけれど、2人はこういうチラシづくりとかがやりたくてゲキケンに来たの?

彩奈「いえ、私は元々舞台美術がやりたくて。1年の6月公演では舞台美術だったんですけど、絵を描くのも好きだったので一度やってみようと思って3月に宣伝美術で参加してみたんです。そしたら、こっちの方がハマっちゃって(笑)」

里香「私も舞美がやりたかった! だから、1年の6月は舞美で入ったよ。でも、他もいろんな部署が面白そうで! 衣装やったり、役者やったり、演出やったり、舞台監督もやったり…制作と音照(音響と照明)以外は全部やった!」

———部署をほぼ網羅しているよね。オールマイティーなイメージがある。今回は美術監督一択で志望したの?

里香「ほぼそうだね。舞台監督もやりたかったんだけど、(演出から)できれば美術監督をやってほしい、って言われて」

———美術監督って今回初めてできた部署だけど、なにか動機とかはあったの?

里香「動機か。単純に新しい部署で楽しそうだな~と思って。新しいからこそ、前例がないからなんでもできるかな、と思っていたんだけど…すごく難しい(笑) 確立された方法がないから私も不安だし、たぶん皆も不安だと思う」

———里香のやったことが後々の礎になるわけだもんね。

里香「う〜〜ん。だから、『皆頑張れ!』って感じ! 私はこれを模倣してほしいとかじゃないから、今後の人たちにも自由にやってほしいな」

———2人とも今回が卒業公演(4年)と引退公演(3年)だけど、お気持ちはどうですか。

里香「実感がないよね~。これで終わりだけど、『終わりだから頑張る!』じゃなくて、いつも通り普通にいいものを作って取り組みたいな、って思ってる」

彩奈「全然実感わかない…」

里香「だよね~。悔いのないように頑張ってください!」

彩奈「頑張ります…」

———彩奈は今後の、っていうと多分来年の卒業公演になっちゃうんだけど、目標はありますか?

 

彩奈「今後はもう、楽しむだけだと思います。今回の公演で、後輩に『宣美ってこうだよー』っていうのを伝えた

いと思っているので、それが終わったらあとはもう楽しむだけ、みたいな」

 

———後輩に伝えていかなくちゃいけない時期なんだね。

 

里香「だから今回が一番大変なのかもね! 伝承しつつ、引っ張りつつ、で」

彩奈「香川(現2年・宣美)と喋ってないで仕事教えなきゃ…(笑)」

 

———香川くん絵めっちゃ上手いから。才能あるよ。

 

里香「え、すごいね!」

彩奈「絵も描けるし、(可愛い)字も書けて」

里香「じゃあ、もっと色々やらせてあげたいね!」

彩奈「彼は動画がやりたくて(宣美に)来てくれたらしいので、ちよさん(現4年・宣美)にお仕事を教えてもらっていて」

里香「じゃあもうそこはセットか! 継承してもらわないとね!」

彩奈「そこ2人が動画! って感じですね」

里香「楽しみ〜! 立て看板も見やすい位置に置けることになったらしいしね」

彩奈「おかげさまで、文化祭の時期にあんないい場所を…」

 

———看板の位置で当日客の量が変わってくるから大事だね。特に文化祭の時期だし、そういう意味でも宣美さん

の重要性が特に高い公演だよね!

 

里香「コンプロ(2016年秋公演作品・「宇宙船コンプロミーズ号」)超えたいよね」

彩奈「できるかな……」

里香「『コンプロは瀧さん(当時の演出)いたから〜』みたいなこと言われたくないし!」

 

———『上の世代を超えたい!』っていう声は他の人からもたくさん出ているよね。

 

里香「超えたいよね!」

彩奈「ですね〜!」

 

———じゃあ、里香の今後の目標は?

 

里香「目標かあ〜! やっぱり美術監督っていう立場の役割がまだ確立できてないから、『私はこうやったぜ!』っていう私なりの方法論みたいなのを作っていきたいな、と思っているかな。礼香(現3年・総合美術監督)と二人三脚でやっているから、お互いに持ってない知識を補い合って、他の部署さんのいいアイデアをどんどん引き出して育てていきたい。ボトムアップが一番大きな仕事だと思っているから、そこを大事にしたくて」

 

———本当に新しい試みだよね。今までの方法だと演出の負担がすごかったから、この方法になってよかったと思うけど。

 

里香「全部の部署さんに同じように関わるんじゃなくて、部署ごとに立ち回りを変えて…私に求めている役回りも違ってくると思うから、そこを把握しつつ頑張っていきたいかな、と。臨機応変に!」

 

———『手探りだからこそ、自由度も高い』って言っていたもんね。

 

里香「うん、凄く楽しい! 大変なこともあるんですけど、本当に楽しいから、11月公演だけでも(この役職が)続いたらなって思います」

宣伝美術とは?

宣伝に使う媒体のデザインを担当する部署です! 

仕事の範囲はサイト、チラシ、当日パンフレット、チケット、ダイレクトメール(DM)、学内の看板、動画など様々で、その時の舞台に合った媒体を選んで作成していきます。

———ありがとうございます。じゃあ最後に、これは全員への共通の質問なんだけど、今までに失くして悲しかったモノを教えてください!

 

里香「しょぼくていい?(笑) …髪の毛の…ツヤ…」

 

———切実!(笑)

 

里香「パーマかけたら毛先15cmのダメージがすごくて…キューティクルが…。パーマ当てなきゃよかった! 彩奈はパーマかけてる?」

彩奈「パーマです!」

里香「綺麗〜〜〜交換して!(笑)」

 

———髪質の差があるからね。彩奈はどう?

 

彩奈「最近、ピアスを失くしたことですかね…」

里香「分っかる! 失くすと辛いよね〜!」

彩奈「失くし方がこれまたアグレッシブで…ピアスを乗せていた棚が壊れて、ピアスが全部ザァーって雪崩れて棚の隙間に入って、もう取れなくなっちゃって…。なので、今はピアスつけられないです」

里香「あれどう? 釘を探す時みたいにさ、強い磁石使ってくっつけて出すの」

彩奈「あ~、それめちゃくちゃいいですね!? やってみます!」

 

———大掃除の時に救出しないとね。外で落としたんだったらまだ諦めつくけど、そこにあるって分かっているなら…。

 

彩奈「棚を動かすのが面倒くさくて…」

里香「やる気出して!(笑) 『あっ、今日だ!』みたいな日に(笑)」

彩奈「気分が上がった時にやります!(笑)」

 

———じゃあ、ピアスはまた今度救い出すってことで。以上でインタビューはおしまいでーす、ありがとうございました。

 

里香彩奈「「ありがとうございました〜」」

​こちらが役者の幸輝くんが作ってくれた仮チラシ。仮のレベルを超えている・・・

———DMにも細工するって聞いたけど、今回は何をするの?

 

彩奈「中に貝殻を詰めます!」

里香「ちょっと思い出の品々をね〜」

彩奈「インテリア用品として売っている貝殻を入れたり、あとはおはじきとか、昔の女の子の遊び道具を買って来て入れたりしようかなって」

里香「当パン(お客様にお渡しする当日パンフレット)もね、いつもと一味違う感じになるんじゃないかなって」

彩奈「なったらいいですね〜。動画も作る予定です!」

 

———盛りだくさんじゃないですか!

 

彩奈「盛りだくさんですよ!」

 

———で、彩奈は今回で宣美は何回目だっけ?

 

彩奈「1年の3月、2年の11月と3月、 3年は6月からずっと…ですね」

里香「結構やってるね〜!」

彩奈「やりました!」

里香「しかもいっぱいチーフだしね。色々乗り越えてきたね〜!」

 

———いつも仕事が多いから、見ていて大変そうだなって思う。

 

彩奈「でもそれは仕事の割り振りが良くなかったからで…途中でちょっと学びました!」

里香「経験値アップ〜」

 

———宣美さんって仕事の分配が大変そうなのと、あと(PCの)ソフトがないとどうしようもないからね。

 

彩奈「そうなんですよね…でも作業するの、楽しいです!」

 

———彩奈は今までにどの担当をしてきたの?

彩奈「本番用のチラシもやったし、DMもやったし…動画は大抵完成しないんだけど(笑)先輩に頼っちゃうところもあるし、本当に時間なくて演出さんごめんなさい〜ってお断りする時もあったりして、本当に申し訳なくなります……他は、当パンやチケットもやったし」

​​立教大学演劇研究会 2017年度 秋公演

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